とある美容師から、ハイライトのその後のお話
2015/09/18
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2015/09/18
どーも、もじゃ事イワミです。
脱ノッポさんってことでニット帽被ってみました。
えり毛がびょーんです。
はい、ここ最近オススメさせて頂いているハイライトですが、退色してくるとどんな感じなの?
って質問頂いたのでこちら………前回カラーから1ヶ月後の状態
色が退色してくるのでハイライトを入れた所がどうしても、パサついて見えやすくなってしまっています……
何故この状態になるのでしょう?
折角なのでカラーの簡単な仕組みについてのお話をば♪♪
まず僕たちが使っているカラー剤がこちら…
2剤式酸化染毛剤なんて言われている通り2つのお薬を使って行きます。
1剤には「酸化染料」と「アルカリ剤」を含み……
2剤には「酸化剤」として過酸化水素水なるものを使用しています。
この2つを混ぜて髪に塗っていくんですが、
1剤に含まれるアルカリ剤がキューティクルを開き、中に薬を浸透させて、2剤の過酸化水素水と反応して酸素を発生させて、髪を黒く見せているメラニンを脱色しつつ、発生させた酸素と酸化染料が反応して色を発色させているという流れなんです……(ブリーチはメラニンを脱色させるだけのものになります)
ちょっとめんどくさいと思われそうなので、より簡単にすると
髪に薬を塗る
↓
メラニンを脱色させて明るくなる
↓
色を発色させて希望の明るさになる
ってな流れです笑
ハイライトを入れる場合はもともとの状態で明るさの違いを作っているので色が退色してくるとその差がよりはっきりと出てきてしまいますが……
前回カラーと今回カラーの比較
こんな感じにナイスなカラーに♪♪
今回は、前回カラーイメージにヴァイオレットを少し混ぜて塗って行きました♪♪
バイオレットではなく……ヴァイオレットとあえて言いたい笑
んで結局の所何が言いたいの?ってことなんですが……
ハイライトを入れることによって起こりうるデメリットとしては、退色してきたときには少しダメージしてるような見えかたにはなってしまいますが、その後のカラーにも影響してくるので一回作った毛流れ等の動きや柔らかな印象を出す透け感は結構長い期間楽しめますよ♪♪
ってことです笑
ちょっと悩んでる方は是非ご相談くださいね♪♪
トップデザイナー
石見 允
立川 美容室 hair&make zest bis
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