現役美容師が教える似合う髪型の見つけ方【メンズ版】
2020/09/10
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2020/09/10
メンズヘアスタイル
結局、俺の髪ってなにが似合うのよ?
こんにちは!
東京都立川にあります美容室
ZEST plus(ゼスト プラス) スタイリストの岸です(^^)
自分の頭の形や髪質を理解すれば似合うヘアスタイルもきっと見つかる
もうヘアスタイルで迷わない、骨格・髪質・生えグセ別、似合うメンズヘアスタイルを見つけよう!!
皆さんは美容室で髪を切る際、美容師に髪型をなんてオーダーしてますか?
「伸びた分だけ切って下さい」
「とりあえず短くして下さい」
「分からないんでおまかせで」
上記のようなオーダーがほとんどだと思います
髪型のオーダーって難しいですよね?
もちろん事細かくオーダーされるお客様もいらっしゃいますが、カウンセリング時に「あまり時間がない」「色々注文するのも恥ずかしい」「正直めんどくさい」などの理由で「とりあえず切って下さい」とオーダーしている方が男性は多いのではないでしょうか?
しかし、そのようなオーダーでも美容師はお客様に一番お似合いになる髪型をご提案しカットをするのですが、仕上がりを見て「なんか思ってたのと違うんだよな…」という経験は誰にでもあると思います
「でも上手くオーダーできないし…」
そんな悩める男性を手助けすべく、このコラムではお客様がご自身の頭の骨格や髪質を理解し、美容室に行った際「自分の頭はこうなりやすいからこうしたい」とさらっとオーダーできるように役立てていただけたら光栄です(^^)
まずは自分の頭を知ることが似合う髪型を見つけだす第一歩になります!
日本人男性に最も多い骨格・生えグセ・髪質などを詳しく解説し、その改善策やスタイリングのコツなどをご紹介いたします。
・骨格の種類
自分に似合う髪型を見つける上でまず最初に知っておくべきことは頭の形「骨格」です。頭の骨格を知らなければ、似合う・似合わない、スタイリングしやすい・しにくい、などの髪型も全く見えてきません
まずは自分の骨格を知ることが似合うヘアスタイルへの第一歩です。
ここでは代表的な骨格を4つご紹介します。
日本人に一番多いと言われる骨格でもある「ハチ張り」
写真のように、耳の裏から真上に上がった「出っ張り部分」
ここがハチです。
ハチが張ってる骨格の方は頭が四角く見えやく、角刈りっぽいシルエットになりがちに
ハチの張っている部分をタイトに抑えたりトップに高さを出すとハチ張りは目立たなくなります。
後頭部に凹凸がなくストンとまっすぐな骨格
ここに丸みかないとメリハリがなく、後頭部がペタンコに潰れたスタイルになりバランスが非常に悪くなります。
男女問わずこちらも日本人に多い骨格です。
後頭部に長さを残し、そこを軽くしすぎないでふっくらとさせる必要があります。
顔が縦に長くみえる骨格
面長と言うよりここでは横幅がタイト(細長い)骨格を指します。
高めの位置まで刈り上げるベリーショート(ソフトモヒカン)などはより縦長が強調され危険です。
ハチもあまり張っていない骨格なので耳上あたりに少し出っ張りを出し横に広めなシルエットにするとバランスがいいです。
1の「ハチ」が大きく張っていて頭頂部が平坦な骨格で、いわゆる「しいたけ」のような形をしています。
さらに「もみあげの少し上」付近が凹んでいたら、これはもう立派な「しいたけヘッド」です。
この骨格は数ある骨格の中でもかなり難しい骨格とされてます。
ハチの部分が膨らみやすく中途半端な長さにすると毛が立ち上がってしまいおさまりません。
またもみあげの上が凹んでいるのでツーブロックのように、もみあげを刈り上げた際、色の濃さが合いづらいのも特徴のひとつです
しいたけヘッドはハチ張り同様「トップの高さ」が重要なポイントとなるので頭頂部の髪を短くして立たせてあげるのがいいのですが、ハチ付近の毛は長めに残し立ち上がらないようにしなければなりません。
頭頂部は短くハチ付近は長いため、その長さの差を上手く利用した「ディスコネクション」(長さが繋がらない)という技法を使ったカットがおすすめです。
この「ディスコネクション」はメンズヘアカットにはよく使う技法です!
「ツーブロック」もこのディスコネクションのひとつです。
ここまでが日本人男性に最も多い骨格の種類4選でした。
ちなみに頭の「骨格」を主にピックアップしましたが、丸顔・エラ張り・逆三角・(顔の)面長などの「顔型」はまた別です。
これは筆者の自論ですが、「顔型」はどちらかと言えば髪の長い女性が顔まわりの毛で顔型をカバーすることで小顔効果や骨格矯正ができるもので、短く切る男性にとってはあまり効果を期待できないものとして割愛させていただきます。
そしてどんなスタイルも似合う最強な骨格…
それは「たまご型」です。
美容室に行って「頭の形いいですね〜」なんて言われたことのある方は、きっとこの「たまご型」なんでしょう。
筆者は「しいたけヘッド」に近い骨格なのでとても羨ましいです。
・生えグセ・生え際
生え際の形や生え方のクセ・つむじなどの向きで、分け目や立ち上がり、毛流れまでもが影響を受ける「毛の生え方」を無視してしまってはスタイリングも上手くいきません。
ここではそれぞれの生え方の特徴と改善策をお伝えします。
つむじとは頭頂部にある渦の中心のようなもので髪の毛全体の毛流の始まりの部分です。
つむじには「右回転」と「左回転」とがあり、その回転の方向で全体の「毛流れ」が決まってきます
写真のようにつむじが右回転の方は前髪も右へ流れやすく、左側の毛の収まりはいいですが、右側サイドの毛は立ちやすく収まりづらい生え方となります。
左回転の方はその逆です。
日本人はつむじの向きが右回転の方が多いので右側の収まりが悪いなんて方が多いのです。
さらにつむじの数は一つとは限りません!
2つ、3つ…
多い方だと筆者のお客様で8つなんて方もいらっしゃいます。
つむじの数はかなり個人差があり回転の向きも様々
つむじが2つで右回転と左回転が頭頂部に一つずつある方は、毛流れがぶつかり合う場所があり、変な立ち上がりが出てしまったりします
ワックスなどでスタイリングする際、この「毛流れ」はすごく重要なポイントとなるので、ご自分のつむじの回転はどっち向きなのか?数はいくつでどこにあるのか?は知っておくと便利ですので是非美容師に聞いてみて下さい
おでこの生え際が逆さ富士山みたいな形をしている生え方
富士額で分け目が出来てしまい、前髪がどちらか一方に流れない・変な立ち上がりがある、といった悩みがあります
「つむじ」同様、毛流れやいつも分かれてしまう部分を美容師に伝えて下さい
お伝えしていただければ特にその部分に関して注意しながらカットできますし、スタイリングの際のコツもお伝えできます
こめかみ部がグイっと奥に引っ込んでいて、おでこから薄毛になりかけている、いわゆる「前からキテる」状態の生え際。
前髪を下ろすと隙間が空いてしまい、余計に「ハゲ」っぽく見えてしまう厄介な生え際です。男性は皆、少なからず年齢を重ねるとこう言った「薄毛」に悩まされることでしょう
「薄毛」に関してはこちらのコラムにて詳しく解説していますのでご参考までに
男性必見!【薄毛対策とその原因】20代後半から頭皮ケアを始めないといけない理由4選!
対策として前髪を思い切ってあげてしまいましょう!隠すより、いさぎよく全開で出してしまうと意外にも薄く見えなかったりするものですよ。
それでも前髪をおろしたい・長めにしておきたいと言う方は前髪を厚めに残しましょう。
「骨格4」の「しいたけヘッド」でご紹介した「ディスコネクション」で前髪のみ厚く残して隙間が開かないようにすれば薄毛には見えませんのでご安心下さい
文字通り「もみあげ」が生えてない、もしくは薄い方です。
ツーブロックのようにもみあげをガッツリ刈り上げるスタイルが似合いません
もみあげがないとヘアスタイル全体のバランスも取りづらくなるくらい男性には重要なポイントの一つです
ガッツリした刈り上げはせず薄いところには長さを残す、もしくはツーブロックそのものをやめましょう。
襟足が完全に上を向いて生えてる、もしくは両サイドから中央に集まり、真ん中が下にぴょんと飛び出てる(鳥の尻尾)
この生えグセは中途半端に短い襟足が難しい生えグセです。
少しでも伸びてくると襟足がガッツリと立ち上がってしまいますので、根元ギリギリからしっかりと軽くしてあげれば立ち上がったり、真ん中に集まったりする強い生えグセを弱めることができます。
ここまでが髪の生え際・生えグセについてでした。
どれにも当てはまらなければとても恵まれた扱いやすい生えグセと言うことになりますので特にこちらのことに関しては気になさる必要はなさそうです。
・髪質
直毛やくせ毛、細い、太い、硬い、柔らかい など、髪質はその人により様々。それぞれの髪質の特徴を知れば髪型の向き・不向きも分かります。
勝手に立ち上がるハリガネタイプやペターンと潰れてしまう猫っ毛(柔らかい)タイプなど、とにかくまっすぐな髪が直毛です。
どんな髪型もなんとなく代わり映えしない同じような感じに見えてしまいがちなのが特徴です
直毛は、まっすぐ過ぎるのを改善しなければならないため、一番の解決策はパーマをかけることをおすすめします!
パーマは全体のパーマから部分的なパーマまで幅広くありますので、後に詳しくご説明いたします。
ゆる〜くウネる、一部だけウネる、くりんくりんなクセやチリチリ系のクセなどクセの強さは様々です。
厄介なのはパーマと違い「ウネって欲しくないところが一番強くウネる」ところです。前髪・こめかみ・もみあげ・えりあし、などがクセが最も強く出やすい部分になります。
クセ毛の一番の解決策は「クセを活かすこと」
クセを活かすには「長さ」がとても重要なポイントとなります。それぞれのクセには「丁度いい長さ」があります!この丁度いい長さとは、クセが「程よく出る長さ」です。※S字カールだったのをCカールになる長さで切る。
筆者も強いクセ毛なので、常にクセ毛を活かしやすい長さを維持するようにしています。
髪の毛の量が多いか少ないか、男性は圧倒的に前者が多いですが、年齢を重ねると後者になります。
これは男性ホルモンの影響が強いために起きる現象です。
髪の毛の太さや硬さは組み合わせによってスタイリングに大きな影響をあたえます。
ここでは扱いやすい・にくい組み合わせをいくつかご紹介します。
直毛であればハリネズミのように全てが立ち上がるタイプ、クセ毛であればとにかく膨らんで頭がでっかくなるタイプです。
一見かなり扱いづらそうなタイプですが、ハリネズミのような立ち上がりの直毛はパーマとの相性が抜群ですし、クセで広がってしまうタイプは部分的な縮毛矯正などでクセをパーマっぽく見せることも可能です。
ボリュームがでない・ペタンコに潰れてしまう弱々しい髪質で、貧相でかわいそうな感じに見えてしまいがちな組み合わせです。
ボリュームや動きを出してあげるのが重要なポイントになるので、パーマは根元を立ち上がりやすくするパーマを、カットもあまり軽くし過ぎず適度な重さを残しましょう!
クセがあるのにボリュームは出過ぎず、柔らかいのにペタンコにならない。
自然な状態でパーマをかけたような動きのでやすい髪質です。
ツーブロックなどのデザインとの相性も抜群です。
ここまで「骨格」「生えグセ」「髪質」 を詳しく説明してきました。
ご自身の頭はどうでしたでしょうか?
「やりたかったヘアスタイルがどうも自分には向いていないかも…」
と気を落としている方も少なくないはず。
でも諦めないで下さい!
ここからは「自分には向いてないはずのヘアスタイル」を似合わせることができるノウハウをお教えします。
「美容室は髪を切るところ」男性ならそうお考えの方は多いかもしれませんが、現在では男性が、「カットのみ」なことは少なくなりつつあります。
・男性が美容室でカット以外にするメニュー
いくつか詳しくご紹介します
前記でご説明した「骨格」「生えグセ・ 生え際」「髪質」それぞれの問題点から改善策を紐解きましたが、そのほとんどが「men'sパーマ」¥4,800〜で解決することが出来るのです!
男性のヘアスタイルでは、この「men'sパーマ」が最重要ポイントだと言っても過言ではありません。
筆者の担当している男性の約7割のお客様はパーマをかけています。
特に耳周りの髪の毛は立ち上がりやすく直毛で硬い髪質の方は真横に向かって伸びてしまうため、ここの部分にのみかけるパーマ「部分パーマ」¥3300〜も大変人気のあるメニューです。
部分パーマをかけておけば伸びてきても曲がってくれるのでシルエットが大きく広がりません=カットの持ちも良くなります(賞美期限が伸びる)
クセ毛の方への対策として有効なのがこの「前髪縮毛矯正」です。男性は女性と違い、髪が短いので全部の髪を縮毛矯正してしまうとペタンコになり過ぎてしまいボリュームを出したいところもペターンと出にくくなってしまいます。
前髪のみに縮毛矯正をする利点として、前髪のクセがなくなると前髪以外のクセ毛がパーマに見える効果があります!
もちろん、クセが強過ぎてパーマっぽくならない方は全頭縮毛矯正しても良いかと思います。
今、ご自分の頭皮を触ってみて下さい。
頭皮が1.5cm以上動く柔らかい頭皮の方はとても良い状態と言えます。
逆に頭皮が硬い方は黄色信号です。今後気をつけなければ、細毛・軟毛・薄毛へと繋がってしまう状態です
ヘッドスパはそう言った頭皮環境から影響を受ける薄毛の根本的原因を改善するメニューです。
他にも、「脂っぽくギトギトした頭皮」「乾燥してカサカサな頭皮」「かゆい」「フケが出やすい」「頭皮が臭う」など、頭皮環境のお悩みを一挙に改善することが可能のもヘッドスパの強みです。
ヘッドスパに関してはこちらのコラムで詳しくご紹介します
ヘッドスパとは?効果効能を含めた当店オススメヘッドスパ4選!
いつもご自分で眉カットをしてる方、一度プロにお任せしてみてはいかがでしょう?
眉毛も髪型と同じく似合う・似合わないがあるのでサロンにてプロが施した眉毛をご体験下さい!
「男の身だしなみは眉カットから」
眉毛の形が整うとグッと顔が引き締まりカッコよくなりますよ!
眉毛カット¥1100
以上、男性が美容室でカット以外にするメニュー4選でした。
気になるメニューはありましたか?
カットのみでご予約していても、サロンにご来店されてからいくらでもメニューの変更は可能ですので、どうぞお気兼ねなくご相談下さい!
・スタイリング
せっかく美容室でカッコよく切ったのに、自分でやるスタイリングがイケてなかったら台無しです!
美容師は必ず、カットの最後に切った髪型をより良く見せるためのスタイリング方法をお客様にお伝えします。
しかし、ご自宅でのスタイリング剤が、必ずしも美容室での仕上げで使用するスタイリング剤と同じとは限りませんよね。
もちろん、同じスタイリング剤を使っていただければ、あの「美容室帰りの仕上がりのクオリティ」にご自分でも近づけることができます!
ですが、すでにスタイリング剤をお持ちの場合もあると思いますので、ここではスタイリング剤を種類別に、仕上がり具合の違いや向いている髪質などをご紹介します。
男性ならスタイリングする際、おそらく一番使い慣れているのがこの「ワックス」ではないでしょうか?
ワックスは仕上がりの硬さの違いやドライな質感(マット感)なもの、ファイバータイプ(軽めでビョーンと伸びる)なものなど、かなり豊富にラインナップが分かれているのが特徴です。
種類が多いので自分に合ったものを見つけやすいため、一番馴染み深いのも頷けます。
ワックスの基本は「ドライな質感」なので、よりナチュラルにしつこくなりすぎないような質感を作るには最適なスタイリング剤と言えます。
髪型は、短め〜少し長めのソフモヒ風ショート・マッシュ風なメンズボブスタイルなど、かなり幅広く対応できるのも特徴の一つです。
ワックスの付け方は、長めのスタイルで人差し指の第一関節くらいまでを限度とした量でしょうか。
そこから短くなればなるほどだんだんワックス量を少なめにしてください。
多すぎるとベトベトのギトギトになり、髪の立ち上がりの妨げになってしまいますので気をつけましょう!
ワックスを手に取ったら、しっかりと手のひら全体にワックスを伸ばして少し指を曲げます。
その状態で髪の毛の根元の方から全体に満遍なくつけてください。
全体にワックスをつけ終わってから毛流れを整えれば完成です!
前髪は下ろす場合も上げる場合も最後に手に残ってるワックスで少しつける感じがいいと思います。
前髪につけすぎると「お風呂入ってない人」みたいなギトギト感が出てしまいますので気をつけてください。
ビシッと決めたいと時や、絶対崩れないスタイリングをしたい時などに活躍するのが「ジェル」です。
おしゃれボウズ〜ベリーショートくらいの短めの髪型や、オールバックやビシッと七三分けなどのビジネス向けな髪型にも向いています。
特徴として、ジェルは一度固まるとシャンプーするまで崩れません!
スタイルキープ力はスタイリング剤の中でも群を抜く存在です。
ジェルの成分は「水溶性」なので、濡れてる髪につけると馴染みやすいです。
逆に乾いた髪につけようとしても、引っかかってとてもスタイリングしづらいので必ず髪を濡らしてからつけましょう。
「朝風呂派」「朝、寝ぐせ直しに頭濡らす」なんて方にはおすすめです。
夏季はジェルでスタイリングした後、わざわざ乾かさなくても、自宅を出て数分でバキバキに乾くのでドライヤーいらずな点も男性には人気の理由です。
さらに「ジェルは水溶性」と前述した通り、お風呂に入った際、ほとんどシャワーだけで落ちてしまいます!
一度のシャンプーでスッキリ落とせるのも男性にとっては高く評価出来る点ではないでしょうか。
モコモコっとした泡で出てくるのが特徴のムースですが、若い世代にはあまり馴染みがないかもしれません。
「お父さんが使ってた」とか「おやじっぽい」なんて印象を持たれがちですが、髪型によってはとても良い質感を出してくれるスタイリング剤なのです。
ムースの特徴として、少し限定したような言い方になりますが「多毛のパーマスタイル」や「クセを活かしたスタイル」などに向いています。
髪の長さで言えば、長めのスタイルです。ハードめなパーマスタイルにもムースは相性がいいです。
と言うのも、ムースは各スタイリング剤をの中でもすごく「ウェットな質感」に仕上がります。
実際に水分量が多いムースはパーマスタイルに特に向いているのです。
ただし、ボリュームを出したくてかけたパーマや、クセを活かしたくても猫っ毛な髪質だと、ペターンとした貧相なスタイルに見えてしまうため、そのような髪質の方にはNGです!
ナチュラルなパーマではなく、しっかりとしたウェーブを見せたいパーマ(特殊なパーマも可)はムースで仕上げるのをおすすめします。
使い方は、マッシュ風な長さでピンポン球2つ分くらい。後は髪の乾燥具合にもより量の調整をしてください。パーマスタイルであれば、全体を握るようにつけ、泡が完全に消えるまで揉み込んでください。
濡れてる髪に先にムースをつけてドライヤーで乾かすのもパーマスタイルをキレイに出すコツとしておすすめです!
スプレーを単品で使う方はあまりいないのではないでしょうか。
使い道として、ワックスでスタイリングした後にスプレーで固める。
こう言った「仕上げ剤」のイメージが強いと思いますが、それで正解です!
ワックスの「キープ力のなさ」をカバーするのに最後にスプレーでロックすると、雨や風の影響を受けにくくし、崩れにくいスタイリングをするには最適です。
ですが、ワックスは「後で動かせる」のも良い特徴の一つなので、そこに関しては、動かせなくなってしまいますので気をつけましょう。
立たせた前髪をキープしたり、毛束を崩れにくくするのにとても役に立つスタイリング剤です。
スタイリング剤1〜4で男性が使う主なスタイリング剤4選をご説明させていただきました。
しかし、このそれぞれのスタイリング剤を混ぜて使うケースや、もうすでに混ざって販売されているものまであるので、少しご紹介させていただきます。
これは結構やってると言うかたは多いのではないでしょうか?
ワックスのスタイリング力にキープ力とツヤ感を足した感じです。
商品化されてるものもありますが、筆者もこのスタイリング方法は試していた時期はあります。正直な感想を言うと「つけづらい」です。
やはりジェルが混ざると結構髪が引っかかったり、固まるまでの時間も早いので手早くスタイリングをしなければなりません。
「慣れ」が必要なスタイリング方法と言えます。
混ぜると言うよりすでに混ざってるものが商品化してますので、これはとても使いやすいです。
一番キープ力が弱いムースで仕上げたパーマスタイルに、ワックスの硬すぎないキープ力を足した感じです。
このムースワックスはハードめなパーマスタイルにはよく使います。
とてもおすすめです。
こちらも商品化はしてますが、固めるスプレーにワックスが混じっているものと、水っぽいワックスを溶かした液体がスプレー状で出てくるものとがあります。
おすすめは後者の「ワックスを溶かした液体がスプレー状で出てくるもの」です。
理由としては、「ワックスを溶かした液体」は霧吹きのような感じで噴射するため、つけた箇所は少し濡れます。
なので、朝の寝ぐせ直しにもなり、さらにはワックスを含んだ液体なので乾くとワックスだけが残り、寝ぐせを直しただけなのにスタイリングまで終わってしまう手頃さです!
こちらも商品化されてるものですので、是非サロンでご体感ください。
長さも選ばず、直毛〜くせ毛、パーマスタイルまで幅広く使えるスタイリング剤でとてもおすすめです。
以上、上手にスタイリングするためのスタイリング剤4選でした。
当コラムをご覧いただきありがとうございました(^^)
いかがでしたでしょうか?
このコラムの知識で少しでも美容室にて自分に似合う髪型のオーダーやメニューを決める際のお役に立てていただけたら嬉しい限りです!
もちろん、コラムを読んで美容室ZEST plusの岸を指名・ご予約いただけたら幸いです!
是非、サロンにてご来店お待ちしております(^^)
【ZEST plus スタイリスト 岸】
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