美容師が教える！人気のトリートメント知識＆効果的なヘアケアテクニック♪高橋隆一
2017/11/08
「パサつく」「広がる」「まとまらない」ヘアケアってど～すればいいの！？
(写真／スタッフ野中さん)
お手上げで～す！泣
そんな方必見！
髪のコンディションで悩んでいる方へ！
美容師がわかりやすく簡単ヘアケアテクニックをお教えいたします♪
『そんなことで変わるの！？』
『知ってるようで知らなかった！知っていたけどやってなかった！』
これからお伝えする知識を元にトリートメントケアをしてもらえれば、
周りから 褒められちゃう！憧れられちゃう！美しい髪質になれます。
※最後まで見逃さないように！！！
初めまして！こんにちは！
東京の立川南口・徒歩１分の美容室
【hair&make bis】group byZEST
トリートメント大好き♪ケアリストの高橋隆一です！
髪のコンディションで悩んでいる方々が、様々なヘアスタイルをもっと楽しめて、
綺麗な髪のコンディション作りトリートメント知識＆効果的なヘアケアテクニック
『髪育』に興味を持っていただけるよう
美容師歴１５年で得たヘアケア知識とトリートメントヘアケア技術を惜しみなく提供いたします♪
(写真／スタッフ高橋隆一)
・それでは本題に入りましょう！！
まずはじめにヘアケア・トリートメント講座をする前に、1番大切なことからお伝えしますね♪
・序章・ ☆自分の髪質やコンディションを知ろう！
これ、ヘアケアをしていくうえで、
ものすごく大事なんです。
『市販の物だけど、いいシャンプー・トリートメント使ってるから大丈夫』
『とりあえず乾かす前のオイルトリートメントしてる』
と、効果効能を把握していない状態で
市販などのトリートメントアイテムに頼っている方が多いと思いますが、
はたしてそのトリートメントアイテムが
『最高のコンディションになってる！』
と 感じているか・感じていない かが、ものすごく大事なんです！
1番ダメなパターンは
ヘアケアをやっているつもり・とりあえずヘアケアやってる
的な、名付けて
【とりあえずヘアケア】
は見直していきましょう！
まずは
【自分の髪質やコンディションを知る】
わかりやすく例えるなら
【病院】ですね
風邪をひいたら、お医者様に診てもらい自分の風邪の症状を知り、
それに見合ったお薬を処方してもらい風邪を治す。
そう！
実はヘアケア・ホームケアトリートメント
も全く同じように考えなくてはなりません！
自分の髪のくせ、カラーやパーマ・縮毛矯正、コテやアイロンを使っているなど、
自分の髪のコンディションがどうなっているかを知ることが大事。
そしてその悩みを改善するヘアケア・トリートメント施術をする！
それがヘアケアの1番大切なことで、ヘアケアの第一歩なんです！！！
今の自分の髪のコンディションの悩みを思い浮かべてください！
「パサつく」「広がる」「まとまらない」「ひっかかる」「枝毛・切れ毛」などなど
あなたの悩みはどれに当てはまりますか？？
なぜそのコンディションになってしまったか心当たりはありますか？？
自分の髪質ってどんなタイプかな？？
どんなトリートメントケアが必要かな？？
その悩みについて美容師さんに相談したことはありますか？？
おうちではどんなヘアケアをしていますか？
どんなトリートメントを使っていますか？？
おうちでのヘアケアの仕方や使用しているトリートメントは
自分に合っているのかな？？
自分が頑張っていることをお思い返してみましょう！！！
☆悩みに当てはまった正しいトリートメント＆ヘアケアができれば
みるみるあなたの髪はキレイになり、自分に自信が持てちゃいますよ♪
それでは
トリートメントテクニックを
向上させるためにはまず、
自分の髪質やコンディションを確認しましょう♪
序章STEP・１☆主な髪質の種類を知ろう！
直毛タイプの方はまっすぐ美しい髪質で水分・油分量もいい状態の髪質となります！
直毛タイプ以外の髪質の方は通称`くせ毛' というジャンルに当てはまり
生えてきた瞬間から直毛タイプの髪質に比べると、
すでに、水分量が少なくパサつきやすいコンディション
となるのです！！！
理想の美しい髪質の直毛タイプに近づけるには
ホームケア・トリートメントケア
が必須となりますので
まずは自分の髪質がどこに当てはまるか
どんなヘアケアが必要になるかを確認してみましょう！！
・直毛
☆特徴☆
直毛タイプはその名の通り、ストレートでまっすぐな髪質で
日本人の多くは直毛タイプと言われています
大手の育毛会社のデータによると９０％以上が直毛だそうですが
、少しクセのある髪質のほうが多いと思っていました！びっくり！
直毛タイプは、毛根から真っ直ぐなため、髪の毛の断面はキレイな円形
で伸びていきます。
パーマがかかりにくく
アイロンでのスタイリングが難しい髪質とも言われています。
髪の水分・油分量は多くきれいな髪質とされています。
☆ケア☆
ダメージしていなければ基本的には手触りの良くなる
洗い流さないトリートメントなどのケアで
かなり良いコンディション作りができます。
・波状毛
☆特徴☆
波状毛はクセ毛の中で１番多いタイプだと言われており
パーマをかけていないのに髪自体にウェーブのある感じで
湿気があるとよりウェーブ感が強くなり髪の毛が広がりやすく
膨らみやすく乾燥しているのが特徴です
波のようにうねる髪質
クセ毛タイプだと髪の毛の断面は楕円形が多い。
☆ケア☆
湿気をガードするために洗い流さないトリートメントオイルで
髪の表面をコーティングしたり、
ヘアパックなどの
油分系のトリートメントで
保湿しましょう！
・念転毛
☆特徴☆
念転毛は髪の毛が、縄のようにねじれている髪質で波状毛タイプ
とは違いウェーブではなく直毛のように見える場合があります
髪の毛の太さがバラバラなのが大きな特徴です
ねじれた部分が折れて切れやすいため
切れ毛や髪のパサつきが目立つ場合もあります
1本の髪の毛で太さが違う場所があれば念転毛の可能性大です
日本人には少ない髪質です。
☆ケア☆
切れ毛をガードするために洗い流さないトリートメントオイルで
髪の表面をコーティングや保湿をしたり、
ヘアパックなどでタンパク質補強・強化系のトリートメントで毛髪強化をしていきましょう！
・連球毛(連珠毛)
☆特徴☆
連球毛は髪の毛の表面が凸凹し、細い部分や太い部分が１本の髪の毛にあります
髪の毛が非常に切れやすく、縮毛矯正にむかない髪質です
☆ケア☆
切れ毛をガードするために洗い流さないトリートメントオイルで
髪の表面をコーティングや保湿をしたり、
ヘアパックなどのタンパク質補強・強化系のトリートメントで毛髪強化をしていきましょう！
・縮毛
☆特徴☆
クセ毛の中で最もクセの強い髪質が縮毛です
髪の毛が硬い方に多く波状毛よりさらに波うち、チリチリと縮れた髪質
全体的に広がったりパサつきやすいのが特徴です
☆ケア☆
湿気をガードするために洗い流さないトリートメントオイルで
髪の表面をコーティングしたり、
ヘアパックなどの油分系のトリートメントで保湿しましょう！
・エイジング毛
☆特徴☆
今まではこんな髪質じゃなかったはずなのに・・・・
男性なら抜け毛、女性なら髪のハリコシがなくなってきた！
などなど、ある年齢を境目に急に感じる髪質の変化は
エイジングのお知らせです！
ホルモンのバランスの変化などでも出てくる症状となりますので
ストレスを多く抱えている方にも当てはまるかもしれませんね
髪が波状毛から縮毛に近い感じに変化したり
乾燥がより強く感じ、パサつきが酷くなる。
ボリュームが出なくなってきたなどなど、症状はそれぞれとなります。
それがエイジング毛です
☆ケア☆
ヘッドスパなどで頭皮を保湿し血行を良くし、頭皮環境をととのえ
お肌のターンオーバーの周期をも整えていきましょう！！
6つの髪質を紹介しましたが当てはまる髪質はありましたか？？
クセ毛にも種類がこんなにあるんですよ！！！
わからない場合は気軽に担当の美容師さんに相談してみましよう！！！！
自分てこんな髪質だったんですね！と改めて確認できましたね？？
髪質に合わせたヘアケア・トリートメントケアをしたくなっちゃいますよね！
序章STEP ・２
☆美容室での施術履歴や今の髪のコンディションを把握！
施術履歴とは？
初めての美容室で、いろいろと質問が多いなぁと思ったことがあるあなた！！
これは美容師にとってすごく大事なことなんです！
先にたとえた【病院】
だとしたら、病院変えなきゃいけない！！というときに紹介状に詳細を書いてもらうと思いますが
美容室にはそのようなシステムがないので確認するわけですね！
病院と同じように前のサロンでどんな施術をしたか美容師は知りたいわけですね！
目視だけで分かる内容もありますが、１００％ではないので初めてのお客様には
確認しておきたいことが沢山あるわけなんです。
その履歴に合わせたトリートメントケア
などを提案したいわけですね♪
現状の髪のコンディションとは？
縮毛矯正をしている、デジタルパーマをしている、ブリーチをしている
いつ頃の施術になるかなど
コテを毎日使う、何度で使っているなどなど
私が重点を置いている質問はこのあたりですね！
髪のコンディションや履歴に合わせたホームケアをお客様がどのぐらいやっていて
それが効果として感じているか感じてないかによっても
どんなホームケアが必要かが、かなり変わってくるポイントになるので
施術履歴・コンディションを確認してみましょう！！
ここまでが
ヘアケアに必要なファーストステップ
【自分の髪質やコンディションを知る】
という序章になります！
まだまだ
「パサつく」「広がる」「まとまらない」「ひっかかる」「枝毛・切れ毛」などなど
髪のコンディションに悩んでいる悩みは改善できていませんよね？？
さぁここからが本番ですよ
☆美容師が教える！超効果的なトリートメント知識＆ヘアケアテクニック♪
みなさん準備はできましたか？？？？
☆☆お金のかからない簡単ヘアケアテクニック！シャンプー編☆☆
みなさん、シャンプーってどんな感じで洗っていますか？？思い返してみてください！
『そんなことで変わるの？？』
『ハイ！！！！変わるんです！！！！』
といったスーパーテクニックをお教えしちゃいます♪
初級編・今すぐやるべきヘアケアテクニック！
☆髪の洗い方を見直しましょう！
今からお伝えするポイントを毎日実践していただくだけで
今使用しているシャンプー・トリートメントがの効果がもっと高まります！
毎日の小さなテクニックでヘアケア上手になれちゃいます♪
その１・お風呂に入る前に【髪の毛をブラッシングする】
髪が乾いた状態で毛先からやさしくとかしましょう！
汚れを落としやすくしてシャンプー中のからまりを軽減する効果があります♪
髪を洗いやすくなりますよ♪
☆裏技☆
ブラッシングで毛先の絡まりをとかした後に
クッションブラシなど先の柔らかい素材のもので頭皮を優しく
ブラッシングすると頭皮の血行が良くなりフケなどの予防になりますよ♪
毎日続けることで血行がよくなり、お顔のリフトアップ効果に繋がったり
根元の立ち上がりが出るようになりますよ！！レッツトライ♪
トータルビューティー効果をもたらすヘアケアテクニック♪
(写真／スタッフ中下さん)
その２・超重要ポイント☆シャンプー前の予洗いはしっかり１分以上！
※さっと濡らすだけなんてもったいない！あせらず予洗い！
３８度のぬるま湯で1分以上流しましょう！
予洗いは長くすればするほど
汚れが落ちやすくなり、シャンプーの量が少なくても
泡立ちがよくなりますよ！！
シャンプー代を節約しちゃいましょう♪
ヘアケア＆エコ♪
その３・シャンプーは地肌ではなく手のひらと髪の毛の表面で泡立てよう！
地肌で直接泡立てると、フケやかゆみ、頭皮の乾燥の原因になりやすいので要注意！
手のひらと髪の毛の毛先や表面で優しく泡立てましょう！
※泡立てネットはかなりおすすめですよ！！
意外と見落としがちな部分！！
ここはヘアケアではかなり重要なポイントですよ！！
その４・すすぎは洗う時間の倍よく流しましょう！
すすぎがあまいとフケや、かゆみの原因さらには
頭皮のくさいにおいの原因となるので要注意ですよ！！！
耳の後ろ、後頭部の首元は特に臭くなりやすいのでしっかり流しましょう！！
☆裏技☆
シャワーの温度は３８度が適温です！
熱すぎてしまうと頭皮やお肌に必要な油分がなくなってしまい
髪のパサつきやフケ・かゆみの原因となります。
要注意です！！
意外と見落としがちな部分！！
ここもヘアケアではかなり重要なポイントですよ！！
その５・トリートメントは水気をきってからつけましょう！
びしょびしょな状態だとトリートメント効果が弱くなります
・リンス・コンディショナーはすぐ流してOK！
【髪の表面のコーティング効果】
・トリートメントは髪によくなじませ５分ほど時間をおきましょう！
髪の内側まで浸透するため時間を置くと効果が高まります。
トリートメントの流し残しも頭皮の嫌な匂いの原因になりますので
よくすすぎましょう♪
首の後ろや、耳の裏はとくによくすすぎましょう！
効果的な使用方法とトリートメントに合わせたヘアケア方法で使用しましょう♪
その６・しっかり乾かしましょう！
ヘアケアには大事なポイント！
キューティクルを整え髪を守り寝癖がつきにくくなります
濡れたまま寝てしまうと寝癖がひどくなるのと
頭皮に菌が繁殖しやすい状態になり、頭皮が臭くなります
(写真／スタッフ工藤さんと最新ドライヤー・レプロナイザー)
以上の６つのポイントが
☆お金のかからない簡単ヘアケアテクニック！シャンプー編
となります！
やるとやらないとだと
髪のコンディションは明らかに変わりますよ！！
毎日継続することが大切で最もトリートメントケアの効果が高まる
基礎テクニックです
『お金が掛からずにこんなに変わるなんて！すごい！』
となりましたね！
これは絶対実行するべきヘアケア知識＆トリートメントケアテクニック
初級編ですよ！知っていたけど出来ていなかったそこのあなた！！！！
思い出しましたね？？
この初級編をまずは習得し、次なるトリートメント知識とヘアケアテクニックを
アップデートしていきましょう！！
中級編・シャンプー・トリートメント基礎知識！
初級編では自分の髪質の知識・現状の髪のコンディション
毎日の理想のヘアケアテクニックの部分を紹介させていただきました！
ここからはシャンプー・トリートメントについて解りやすく説明していきます♪
シャンプーやトリートメントを変えるだけで髪質や質感をコントロールできちゃう
超絶ヘアケアテクニックと知識をお伝えいたします♪
髪質や髪のコンディションに合わせたアイテム選び・効果や成分内容などの知識も
ヘアケア・トリートメントケアにとって、とても重要な部分となりますので
知識の部分も一緒に学んでいきましょう♪
(写真／スタッフ清水さんとAujua・エクイアル)
・シャンプーの役割について
何故、毎日シャンプーをするのか？？
といいますと、頭皮の汚れや余分な皮脂やヘアワックスなどの整髪料を洗い流すことで頭皮の代謝機能を促進させ
抜け毛や薄毛の予防する効果があるからです。
ただ、洗うだけではなく髪のコンディションを考慮しトリートメントの効果を
高めるシャンプー選びとシャンプーの種類についてお伝えいたします。
・シャンプーの種類
シャンプーは大きくジャンル分けしますと
・シリコンシャンプー
・ノンシリコンシャンプー
皆さんご存知の通り、２つに種類に分類されます！
解りやすく特徴を紹介いたします♪
☆シリコンシャンプーとは？
★メリット★
・ドライヤーの熱から髪を守る
・シャンプー中にキューティクルが壊れるのを防ぐ
・摩擦を少なくし、髪にツヤを与える
・指通り、手触りも非常によくなる
・ボリュームがやや収まる
・値段がお手頃価格
★デメリット★
・カラーが染まりにくい、パーマがかかりにくいコンディションになる場合がある
・しっかり洗い流さないと頭皮や髪の毛に炎症を起こす可能性がある
・コーティング力が強いため育毛に適さない
・肌や髪に吸着しやすく髪に栄養がいきわたりにくくなる
・髪質などによってペタンコになる場合がある
☆ノンシリコンシャンプーとは？？
★メリット★
・カラーやパーマがしっかりとかけられるコンディションでいられる
・髪や頭皮への負担が少なく安全性が高い
・サラサラ・軽やかな質感に仕上がり髪に軽さが生まれる
・ペタンコになりにくい
★デメリット★
・髪がきしむ、手触りが悪くなる、ツヤが減る
・頻繁なカラーやパーマで傷んだ髪の場合はダメージが進行する場合がある
・ドライヤーやコテ・アイロンの熱によるダメージを受けやすくなる
・やや値段が高い
・オーガニック成分が多い場合泡立ちが悪い
☆そもそもシリコンて何？？
【シリコン】とは化学的に合成された樹脂でファンデーションなどの化粧品・日焼け止め
などにも入っている成分で体内に浸透しません。
シャンプー容器の裏側に書いてある成分で
・ジメチコン ・シクロメチコン ・シロキ ・シリカ ・メチコン
などが代表的なシリコン成分となります。
髪の毛へ与える効果としては
髪の毛の手触りが良くなり、ツヤが出る、ドライヤーの熱から守る、広がった髪をまとめやすくする
成分と考えるとわかりやすいですね♪
・シャンプーのまとめ・
このようにシリコンシャンプー・ノンシリコンシャンプー
それぞれに特徴がありますので、それぞれのメリット・デメリット
を考慮したうえでシャンプー選びにこだわってみるのも
ヘアケア・トリートメントケアとしてはオススメですよ♪
